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10歳の子どもが真剣にスポーツの練習をしている様子
10歳小学5年生ゴールデンエイジスポーツ専門化

10歳の子どもに向いているスポーツ|ゴールデンエイジ中期の技術習得と専門化

2025年4月更新

10歳の運動発達の特徴

10歳(小学5年生)はゴールデンエイジ(9〜12歳)の中心にあたります。神経系がほぼ完成に向かい、複雑な技術を短時間で習得できる「黄金の時期」です。また体格も安定してきて、スポーツの競技力が急速に伸びる子が多くなります。

新体力テスト(10歳・男子平均)

  • 50m走:9.5秒
  • 立ち幅跳び:148cm
  • ソフトボール投げ:25.2m
  • 握力:18.2kg

新体力テスト(10歳・女子平均)

  • 50m走:9.9秒
  • 立ち幅跳び:140cm
  • ソフトボール投げ:16.0m
  • 握力:16.3kg

※文部科学省「令和4年度体力・運動能力調査」より

10歳に向いているスポーツ

球技(本格化の時期)

10歳はサッカー・野球・バスケ・バレーなどの球技でポジションの役割が明確になる時期です。「自分はどのポジションに向いているか」「何が得意か」を実感でき、競技への本気度が高まります。

テニス・バドミントン・卓球

ラケット競技は10歳前後から急速に上手くなります。スピンをかける・コースを狙うといった高度な技術も習得できるようになり、試合での戦術選択も楽しめます。

水泳(タイム向上期)

10歳は4泳法のタイムが急速に伸びる時期です。スタート・ターンの技術を磨くことで記録が大幅に向上し、大会出場への動機づけにもなります。

陸上競技

短距離・中距離・跳躍・投擲など、陸上の各種目でフォームを磨くのに最適な時期です。学校の陸上記録会や市の大会に出場することで、自分の強みがわかります。

10歳で専門化を考え始めるべきか

「そろそろ1つに絞るべきか」と悩む親御さんが増える年齢です。スポーツ科学の観点からは、10歳時点での早期専門化は必ずしも有利ではありません。

専門化を急ぐ前に確認したいこと

  • 子どもが自分から「このスポーツを本気でやりたい」と言っているか
  • 週3〜4回の練習に疲弊せず取り組めているか
  • 中学進学後の部活動との連続性があるか
  • 他のスポーツを続けることで相乗効果が出ていないか

プロや代表選手の多くは、10歳時点で複数のスポーツを経験していることが多く、専門化は11〜13歳以降が推奨されます。焦らず、ゴールデンエイジの残り時間を「多様な経験」に使うことが長期的に有利です。

出典・参考資料

  • 文部科学省(スポーツ庁委託)「体力・運動能力調査報告書」— 新体力テスト8種目の全国平均値データ
  • ※ 運動発達・スポーツ科学に関する内容は、スポーツ科学分野で広く知られた知見をもとに当サイトが解説したものです。
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