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強いチームと楽しいチーム、どちらに入れるべき?判断基準を解説

2025年4月更新

子どもがスポーツに求めているものは何か

親は「良い成績を残してほしい」「強いチームで上手くなってほしい」と考えがちです。しかし、子ども本人が求めているものは、実は異なるかもしれません。

1位

楽しさ

2位

友達

3位

上達

4位

勝つこと

SHAPE America調査より

子どもがスポーツに求める優先順位は「①楽しさ②友達とやること③上手くなること④勝つこと」です。親の期待と子どもの価値観にズレがあれば、成績にかかわらず本人のモチベーションは低下します。

「強いチーム」に入れるメリット・デメリット

メリット

  • 指導技術が高く、上達が早い
  • レベルの高い練習に刺激を受ける
  • 成績が優秀だと本人が達成感を感じやすい
  • 高い目標を持つ仲間に出会える

デメリット

  • 成績不振で試合に出られないストレス
  • 指導が厳しく、楽しさより勝利至上主義に陥りやすい
  • 練習量が多くなり、他の経験の機会が減る
  • 怪我や燃え尽き症候群のリスク増加

「楽しいチーム」に入れるメリット・デメリット

メリット

  • スポーツを心から楽しむ環境
  • 友達との絆が深まり、人間関係が充実
  • 練習量が適度なため、他の習い事や経験が両立
  • 長期的にスポーツ離れが少ない

デメリット

  • 指導の質が強いチームより劣る可能性
  • 成績が振るわないと親が不満を感じることも
  • 本人が「もっと上手くなりたい」と望んでも対応しきれない
  • 甘い環境で努力の習慣が身につきにくい場合も

年齢別の正しい選び方

1

小学1~3年(5~8歳)

「楽しいチーム」推奨。この時期は勝敗より、スポーツの楽しさを知ることが最優先。複数チーム経験も有効です。

2

小学4~6年(9~12歳)

ゴールデンエイジ。本人の適性と希望が見えてきた時期です。「上手くなりたい」と本気で望むなら「強いチーム」、「友達と楽しみたい」なら「楽しいチーム」が良いでしょう。

3

中学生以上

本人の意思を最優先。「競技志向」なら強いチーム、「趣味志向」なら楽しいチームへの選択肢も検討できます。

良いチームを見極める5つのチェックポイント

1

指導者の姿勢
勝敗だけでなく、子どもの成長を見守ろうとしているか

2

親の関わり方
親同士が良好な関係か。親の負担が過度ではないか

3

チームの雰囲気
子どもたちが笑顔で練習しているか

4

怪我や健康管理
長期欠場している選手が多くないか

5

成績と満足度
成績が良くても、親や子が不満そうではないか

まとめ:子どもの気持ちを第一に

親の「成績重視」と子どもの「楽しさ重視」にズレがあると、長期的には子どもはスポーツから離れていきます。実際、日本スポーツ振興センターの調査では、中学生のスポーツ中退理由の1位が「楽しくなくなった」(約35%)です。強いチームも楽しいチームも、どちらが「正解」ではなく、その時点での子ども本人の気持ちに寄り添うことが最も大切。試合観戦や練習見学で、子どもがスポーツを楽しんでいるか、友達と良い関係を築いているかを観察してから、チーム選びを決めることをお勧めします。

出典・参考資料

  • 文部科学省(スポーツ庁委託)「体力・運動能力調査報告書」— 新体力テスト8種目の全国平均値データ
  • ※ 運動発達・スポーツ科学に関する内容は、スポーツ科学分野で広く知られた知見をもとに当サイトが解説したものです。
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